大塚家具 大塚勝久会長を中心にご家族を観てみました
大塚家具のご家族を四柱推命鑑定で観てみました。
まず大塚勝久会長を観てみましょう。
この方は、子供のように純粋で感情の豊かなところと、残酷で自己中心的なところがあります。
非常に頑固で、職人気質、ご自分の好きな事をぶれずに追求する方。他人のいう事はまず聞かないでしょう。
行動力、競争心が旺盛。指導力があり自分の方針を推し進めますが、自分のやり方に固執します。
世間で言われていように、典型的なワンマン社長ですね。
この方は、起きる出来事が大きくなる傾向があります。
また、人の失脚でチャンスをつかんだり、スキャンダルが逆に売名につながる等の幸運を手にする可能性を持っています。
自身のまいた種で人生を棒に振らないように注意が必要です。
次に大塚会長の最近の運気を観てみましょう。
2009年に社長職を久美子社長に譲り会長に就任した勝久会長ですが、この時は自身のお役目を自覚して娘にその職を渡しました。
その1年後、2010年10月から勝久会長の運気が変わりました。
大きなテーマが変化しましたので事情が変わりました。この頃から勝久社長の運気は、10年間大きな財を取れるものになりました。
このかたは、ご自身の活躍の場がなくなると弱る方ですので、元来の気質がムクムク湧き上がってきたのではないでしょうか。
この運は、ガツガツ夢中になってしまうので、仕事をやらずにいられなくなったのではないかと思います。
この大きな財は、投資による財という意味合いもありますので、今回の騒ぎによる株価高騰で株式譲渡で相当な金額を手にしたことも、この運のおかげでしょう。もともと持っている「スキャンダル=売名=幸運」もうなずけます。
2010年から勝久会長は財運には良い運気ですが、人間関係に問題のある10年間になりました。家業の件で争いや意見の食い違いの起きやすい運になりました。常にイライラして心の休まる状況ではないようです。
そして、仕事の面では相手の利益が大きくなる傾向ですので、焦って却って損する運気となっています。
ですから、久美子社長に訴訟を起こすことは却ってご自身の損失になるように思います。
本来、久美子社長との相性は悪くなく、一緒に仕事をすることで勝久会長の運を上げてくれます。
久美子社長もご自身のキャリアだけでなく、2015年6月後半までは資金運用で財をつかむ運気になっていました。
ですから勝久会長にとっても、久美子社長は「なくてはならい人」だったのです。
けれど、常に「対立」というテーマが巡っているため、今までの良好な関係を続けられなくなりました。娘の久美子社長が「情けない」と涙を流すのもわかります。
人のいう事を受け付けないワンマン社長は、自分の「右腕になる優秀な娘」なら大歓迎なのですが、自分に「敵対する優秀な娘」はいらないのでしょうか?かなしいですね・・・・
彼女は本来、家元を離れて生活するほうが幸せになれる方です。
今年は人気運もあり、社長の運も巡って来ていましたので株主総会でも勝利を収めることができました。
ただ、ナンバー2でいる方が実力を発揮できる方ですから、父の応援無しに社長の重圧に耐えられるかどうか?
2016年、久美子社長は何らかの決着、区切りがつき、新たな道が開けてくるでしょう。
一つ心配なのは、同族会社ならではの問題。
公私が一緒になってしまうので、互いの意見に決定的な違いが出た場合、家族がバラバラになってしまいます。
見ているベクトルが違うだけで、どちらが悪いというのではないのですが。
そういう姿を目の当たりにして、一番辛いのは勝久会長の奥様。
娘や息子たちを巻き込んだ、骨肉の争いにどれだけ心を痛めていらっしゃるでしょう・・・・
心労でお身体を壊さなければ良いのですが。
そして勝久会長のご長男、勝之さん。
この方は巡ってくるものを一生懸命こなす方で、大きな仕事ができる方です。商売もしっかりできる方でしょう。
ただ、勝久会長のやることは、「理解不能」と感じておられるようです。けれど優柔不断な面があり情に厚い方なので、両親側に付いたのでしょう。
今回のことで区切りが付き、彼にとっての新たな道が開けたのではないでしょうか。きっと良い方向に変わって行けるはずです。
会社を守るか、家族を守るか? 上場したが故に大きくなった問題でしょうか?