親の人生と子の人生 DNAと魂の進化
親の人生と子供の人生は、共通する?
親の人生と子供の人生は、共通するところがあって、子供が親の人生で成し遂げられなかったこと、または昇華できなかったテーマを子供が補完してくれるように感じています。
実際、熟年に達したこの時、鑑定する立場になり、私の母や父親の人生のテーマに想い馳せてみました。すると、私自身がそれを追体験しながら、それを昇華していっているように感じるのです。
親は、初めから親になっているのではなく、子どもが親にしてくれるのだそうです。夫婦の精子と卵子が合体して一人の子どもが誕生し、生物学的には親という立場にはなるのですが、精神的親とは、やはり「子どもが仕立て上げてくれる」ものなのです。
子どもは親より進化した存在
私たちは常に進化している存在ですから、自分の子孫はより進化している存在だといえます。ただ、経験が浅いから世の中のことを知らないということだけで、子どもの方が心理的にもDNA的にも進化した存在といえるでしょう。
スピリチュアルな面でも、子どもや孫は進化した魂なのだと感じます。自分の子どもたちを見ても、確かに大人だなぁと思わされることが多々あります。そういう時は、参りました!という気持ちになります。
そういうと、親は自分よりも未熟な存在ということになりますね。でも、時代背景は違うものの、たくさんの経験をしてきた親は尊敬すべき存在です。魂の学びというか、先祖代々のテーマを進化させるのは、やはり子孫なのだと思うのです。